差し出されたのは一輪の桃色の花。 「俺んちのかーちゃん、お前のかーちゃんと友達なんだって。だから、俺らも一緒に遊ぼう」 あの時差し出された手が、今もリカードの心を揺り動かす原動力であるのは、不覚にも間違いではない。
[Fin]