EACH COURAGE

World - Environment

環境

大きな大陸が全部で6つあるのがE.C.の世界。
太陽の日照と、土壌の関係で多少は違いがあるけれど、それぞれはほとんど似たような特色。
海の真ん中に塔の形をした大きな山があり、それを囲むように6つの大陸は存在してます。

時計の12時の位置から右回りに『魔法国』『四季国』『笑国(しょうこく)』『失国(しっこく)』『貴族国』『楽園』と名付けられた大陸は、
それぞれ自治権を持ち、国として成立。
舞台となる時代では、現在このうち失国を除く5つの国が魔法国によって統一、という形をとっていますが、
それぞれの大陸は船や飛空挺で行き来する事は出来ません。
『ワープ』と呼ばれる魔術でのみ大陸同士は行き来出来ます。
つまり、血縁や親交関係に魔術を使えるものがいない場合は一生を出身国でのみ過ごすことになります。
法によって禁止されているにもかかわらず、無許可でワープの魔術を使うという商売が、
治安のあまりよくない所で行われているようです。


 

各諸国

[魔法国]
代々大和家という女性の一族によって統一された、最も平和で、均衡のとれた国です。
暑くもなく寒くもない、という気候条件も附随して、人口も最も多いです。
また、その名の通り魔術の修行を行うものがほとんどです。


[四季国]
もっとも気候変化に富んでおり、春夏秋冬が見られる国です。統一はジレンマ家。現在はパーン・ジレンマが王となっています。
一般的な平民が暮らすため、政も多く、何年か前に魔法国から貰った女神像の噴水がシンボル。


[笑国]
笑顔を絶やさぬように、というポリシーを持つトゥカ家。現在はアキラ・トゥカ。


[貴族国]
身分の上下関係がもっとも激しい国。大陸の内側と外側で貧富の差があらわれています。
統一はキンチ・メラン。夏でも涼しい国。


[楽園国]
貴族国とは逆に来るもの拒まず、の体制を整えています。
なので、魔法が使える(というか魔法が使える時点でそれなりの身分があるんですが)貴族国住民は大抵ここに逃げ込みます。
おかげでこの2国は仲が良いんだか悪いんだか微妙。
王はビッグ・ブルー。人間以外の種族が住んでるのも大抵この楽園です。気温は高め。そして多雨。


[失国]
失国は、大和家の『聖』に対して生まれた『暗』に属するもの達が主に住んでいます。
だからって魔物ばかりとか、暗いとか、そういうのではなく、『暗』であるがゆえに蔑まれた人達が『暗』の王のもと集った国なのです。
ただの属性だけで差別を受ける彼らでしたが、ここでは平和に暮らしています。
他の国と変わらない、普通の人間が住んでいるんですから。
気候は魔法国に近いです。住みやすいのです。
王はサ−ベラー一族。現在は、当時7歳の少年が後を継いでかなり経ちます。